快適空間造り Ⅱ
2020.10.28 hideyuki santou/山東英幸
快適空間造りⅡ
久々のブログ登場・・・ただいま季節は10月朝晩は肌寒いくらいの気候で
暑がりの私としては過ごし易くなりました。
前回ブログに続き快適空間造りⅡで今回も参ります。
今回は床材についての内容です!
御自宅にいればいつも肌に接している床材 (スリッパはいてれば別ですが・・)
素足で気持ち良い・・が理想的ですよね!
皆さんが言われる床貼りとは大きく分ければ無垢材(本物の木)良く頻繁に使われる床材が
フローリング材(合板を合わせた造り物)
カットサンプルのフローリング材
フローリング材 表面はプリントやフィルム材で木の目の奇麗です 種類によっては
表面がハードコーティング材により傷も付きにくく
車椅子対応などいろんな商品が出廻っています。
但し あくまで合板を積層して固めた物なので年月が経つと
何か・・床がブカブカしてきた 築年数15年~20年の御宅にお住いの方
こういった現象は無いでしょうか・・ 原因としては床下の湿気が床下に当り
フローリング材の積層が外れその現象が起こっている所がブカブカする。
よくあるのはキッチンの前または階段の降り口部分だったり 湿気が多い部分や頻繁に歩いたりする所がなりがちです・・・
だたし床下に湿気が多いのも別に問題ですが!
以前建てられていた住宅ではフローリング1枚貼りが多くありましたが、
最近の床は大方2重貼りになっているのでフローリングでもブカブカはなりにくくなっているはずです。
こちらは無垢材カットサンプル (杉)
断面
こちらは無垢材 断面も積層されずに1枚物 木目は1枚1枚違いが出たりしますがそれも無垢材の味
そしてフローリング材との大きな違いは、木材は季節に応じて伸びちぢみもしますが呼吸をする。
これは大きな利点だと思います。
室内の湿気などの環境を整える事又床そのものが熱を取りいれたり出したりしている(伝え方が難しいですが!)
建物自体の温熱環境が整った高性能な建物とは限らず一般の御宅でも違いは解るはずです。
フローリング材の切れ端と無垢材の切れ端を冷蔵庫に入れて冷やしてみると熱の伝わりの違いが良くわかります。
但し無垢材もニスなどを塗って呼吸できないようにしたら同じ現象が出ますけど!
当社は床に無垢材を使う場合はニス塗りは行わずに、ウッドワックス仕上げで木の性質を生かして使用しています。
無垢材の性質皆さんに伝わったでしょうか?
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