OGYCALプロジェクトでは全棟気密測定を実施します

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スタッフ日記 - 新しい住まい方と提案

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2021.7.1 yuji nakayama/中山祐二

気密測定とは住宅の隙間の量を測定する検査です。
家の断熱性能(UA値)とセットで考えるべき気密性能(C値)は気密測定を
実施する事で、その家の隙間がどのくらいあるかを数値で表示できます。

C値=気密測定を図る指標

家全体の面積に対してどのくらいの隙間があるかを表した数値です。
例えば、100㎡の家のC値が2.0の場合、家全体の隙間面積は200㎠です。

約14㎝×14㎝の正方形ほどの隙間が空いているということになります。
このC値が低ければ低いほど気密性能が高く、C値が高ければ高いほど気密性能は低いということになります。 

(写真)気密測定機械

オジカルプロジェクト第Ⅰ弾の新築現場の気密測定ではC値=0.09という驚異の結果が出ました。
気密測定をされた業者の担当者曰く:「信じられない結果が出ましたね(笑)」の
一言です思わず現場に立ち会ったみんなで拍手喝采でした(笑)

※写真はA号地モデル棟の気密測定値

気密性能にこだわる最大の理由

なぜ、私たちは全棟気密測定を行うのか?

理由は、ただ一つ「数値で証明できる性能は公表する」ことで、
「本物の家づくり」をお客様にお届けしたいからです。

気密性能にこだわる理由は、断熱性能向上という面もありますが、
最も大きな理由は、正確な施工が担保されるという点でではないでしょうか?
施工が雑だと気密性能は出せないからですね。

現場で頑張っている職人がそのことを一番よく分かっていますので、
気密測定を行う住宅会社の職人は、気密測定を行わない住宅会社の職人より
真剣度合が違うという事です。職人も人間ですからね(笑)

私は、ハウスメーカーさんのカタログに書いてあるC値は本当に意味があるのかなあと
思います。えっ!って思われるかもしれませんが、C値は、1棟1棟現場ごとの施工の質で変わるんです。大切なのはカタログのC値ではなく、お客様の家のC値ですよね?
 
だからこそ、全棟必ず気密測定を行い、
お客様にC値を測定してご提示するようにしているのです。