快適空間の造り方Ⅰ
快適空間の造り方Ⅰ
暑くなってきました・・気温も上昇し まさに夏
皆さん今年コロナウィルスの状況で 御自宅にいらっしゃる時間も多くなるので無いでしょうか?
御自宅にいらっしゃれば 必然的にエアコンを付けて快適に・・・・・
もしくはエコ・節約だ!と言わないばかりに 暑さは我慢・・・・
いろんな考え方が有るかと思います
いろんな考え方が有りますが 我慢しすぎると熱中症にかかる恐れもありますので御注意ください
さて暑さについての御話しですが あなたの御自宅の室内が暑いのはなぜでしょうか?
外が暑いから当然だ!
それは ご最も! 外気の熱の影響で熱が伝わり室内も暑くなります
屋根・壁・基礎外気にさらされる部分で一番熱影響が有る部分はどこでしょう?
夏の暑さに関しては 屋根では無いでしょうか・・・・
夏場になれば日中の屋根の上に上がれば 目玉焼きが焼けるかも!位の暑さです
その熱輻射を受けて屋内は表面温度上昇! 当たり前の話ですがそれを遮り・防いでくれるのが
断熱材です
こちらの写真は現在工事中の物件で温度測定! 現在の屋根表面温度は48.2℃
外回りの軒裏 ここには断熱材は入れていません そこを測定 ピピッと!45.8℃
屋根表面温度とは3℃程の違いです
ちなみに こちらの写真は屋内 天井面温度を測定 ピピッと! 34.8℃
屋根表面温度が48.2℃でしたから -13.4℃の違い
現在屋根垂木間に 板状断熱材50mmを敷き詰めている状況です
ここから天井裏には屋内側から繊維系グラスウール190mmを充填する予定です
計画では屋内表面温度が26~27℃になる予定です(屋根表面温度が46℃の場合)
このぐらいの屋根断を行えば屋根からの輻射を受けず蒸れを抑えれます
エアコンを18℃でガンガン廻さず 少ない電力で快適な生活が迎えれます
ちなみにこちらの写真はリノベーション物件の写真です!
*けど断熱材を多く詰めるだけの工事ではだめですよ!
他に色々と干渉してくる部分が出てくるので ちゃんとした 計画・設計を行った結果が
快適空間となります
内部解体後に天井裏に 現場発泡ウレタン 220mm吹付しています
リノベーションの場合はと! 言いますか?
建物の状況が新築か!リノベーションか! 断熱工事はいろんな方法が有ります
何が合う・・ベストか・・はその時々の状況に応じて計画・使い分けをして行きます
もし今新築又はリノベーションをお考えの方は現在の計画を再確認されてみてはいかがでしょうか?
リノベーションなら もし天井を解体する それなら外気に触れる部分は断熱強化をするなど
天井をボードで塞いでからは出来ませんよ!
確かに断熱を見直せばコストに跳ね返りますが・・・
後からやり直す事は出来上がってからは出来ません 屋根の段熱の違いで夏の暑さ・冬の寒さも違ってきます
長く住み続ける大切な住まいで 快適空間を求めたい方!
再度今の内容・計画を見つめ直してください。
株式会社 山東美建 山東英幸
PASSIVEHOUSE JAPAN 省エネ建築診断士
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